井之脇美緒子
日本三育神学校卒業。二期会オペラスタジオ修了。NHK洋楽オーディション合格。
主に宗教曲、教会音楽のソリストとしてバッハ「マタイ受難曲」、「ヨハネ受難曲」、「クリスマスオラトリオ」、ベートーベン「第九」、モーツァルト「レクイエム」、ヘンデル「メサイア」、ヴィヴァルディ「グローリアミサ」などのソリストを務める。
1982年、88年、92年にはリサイタルを、またサロンコンサート、教会でのチャペルコンサートを開催。
1993年にコーラル・アーツ・ソサイアティを組織、オーケストラつき合唱曲を演奏する本格的合唱団の育成に力を注ぎ、その卓越した指導力は高く評価されている。
2003年「黒人霊歌集」、「井之脇美緒子愛唱歌集」のCDを発売した。
ソプラノ 松井亜希
岩手県出身。東京芸術大学声楽科卒業、同大学院修士課程・博士課程を修了、博士号取得。在学中に日仏声楽コンクール、友愛ドイツ歌曲コンクール優勝、日本音楽コンクール入選。
近年はバッハ・コレギウム・ジャパンメンバーとして多くの公演・録音に参加、代役ソリストを務めたカナリア諸島音楽祭ほか、国内外でのヘンデル、バッハ公演独唱で高く評価され、新国立劇場『ポッペアの戴冠』においても絶賛を博す。
東京オペラシティ主催のリサイタル「B→C バッハからコンテンポラリーへ」に出演するなど、時代を超えたレパートリーとしなやかで透明度の高い歌声を生かし、多彩な活動を行なっている。
アルト 三輪陽子
愛知県立芸術大学音楽部声楽専攻卒業。同大学院音楽研究科声楽専攻修了。
第5回国際ワーグナー歌唱コンクール派遣対象者国内オーディション最優秀賞と特別賞を受賞。
平成20年度新進芸術家海派遣制度在外研修員としてイタリアとオーストリアに留学。
新国立劇場オペラ公演や数々の宗教曲・オラトリオのアルトソロとして出演、コンサートでは「第九」「大地の歌」などのソリストとしても活躍している。
二期会会員
バス 加藤宏隆
静岡県出身。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業後アメリカに留学。
ジョンズ・ホプキンス大学ピーボディ音楽院修士課程修了。
その後、インディアナ大学ジェイコブス音楽院に奨学金を得て在籍し、ディプロマを取得。
その間にイタリア・フィレンツェへの短期留学も経験する。
アスペン音楽祭等、米国内で多くのコンサートに出演し帰国。
東京・春・音楽祭特別公演において、指揮者リッカルド・ムーティ氏と共演。
二期会会員