コーラル・アーツ・ソサイアティ 第30回定期公演のご報告と第31回定期公演に向けた練習
5月16日夜に開催された第30回定期公演が無事終了しました。
長い準備を経て迎えたこの公演、私たちにとっても大きな節目となる素晴らしい時間でした。
多くの方々にご来場いただき、心から感謝しています。皆様の温かい応援が、私たちのパフォーマンスをさらに素晴らしいものにしてくれました。
次回の公演も、皆様にお会いできることを楽しみにしています!
まずは、来年の公演に向けてのお知らせです。
2026年5月5日(祝・火)に予定されている演奏会のプログラムが決まりました。
ヴィヴァルディの「グロリア」を演奏します。今回、小編成の管・弦、オルガン、独唱・合唱で臨みます。ヴィヴァルディの楽曲は弦が美しいとされ、有名な曲も数多くあります。
管・弦を交えた演奏はたいへんな迫力と魅力が期待され、指導者である井之脇美緒子先生から、編成についてのお話があった時、私たちCASのメンバーは、意気が上がると同時に、素晴らしい演奏になるようなしっかりとした準備が必要といった「緊張」も感じていました。
すでに「グロリア」の練習は一通り終え、8月現在は、松平敬氏編曲「混声合唱のための編曲集・菩提樹・シューベルトの歌曲による」に取り組んでいます。
フランツ・シューベルトの歌曲作品を合唱愛好家のみなさんにも歌ってほしいという編曲者の思いから生まれた編曲集で、もともとは独唱の曲4曲から構成されています。
DER LINDENBAUM ー菩提樹ー混声合唱のための編曲集 松平敬編曲
明日8/3は吉祥寺美術館音楽室での練習、「4.馭者クロノスに(詩:ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ)」練習に臨みます。
コーラル・アーツ・ソサイアティ/CASに興味をお持ちの方はぜひ見学にいらしてください!

今年の課題として井之脇先生が提示されたのは、外国語、特にラテン語、ドイツ語の発音と発声のための鍛錬です。ドイツ語のような言語では、発音の正確さが合唱全体の表現に大きく影響します。
特に、口の開き方や下顎を上下に動かさず、舌をうまく使って母音の変化をコントロールすることが重要です。
井之脇先生は、練習の冒頭に身体の準備を念入りに行っています。実際に声を出す前に身体の姿勢や呼吸法、息の送り方を整えることで、声の出しやすさや安定感が格段に変わります。
練習時には「身体の準備」にかなりの時間をかけ、発声を細部まで意識的に整えています。
これからも、練習の成果や進捗をこちらでお伝えしていきますので、ぜひ引き続きご注目ください。
ソプラノI.M
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